1両だけ残っていたかつての都電の顔６０００形。
荒川遊園地に静態保存される前に最後のお別れ会が行われた。
祝祭日に掲示された小旗も用意された。
しかし1枚目もそうだが、旗がきれいに見えるところを狙うのは難しい。
反対側のエンドには「２７」の系統板。
都内どこでもみかけたこの顔がレールの上から消えるのはやはり寂しい。
路面電車の代表的なコントローラー、泰平ＫＲ８。
ダイレクトコントローラーをガリガリ回す電車も残り少なくなった。
ニス塗りの車内に交通局のマーク入り銘板。
子供のころ電車に乗ったら一度はやってみたかったのがこれの紐を引くこと。
２回引いてみる、前で「チンチン」と鳴る。つい「はい オーライ」と言いたくなった。
運転士さんも記念撮影。３０年前の光景が頭をよぎる。
こちらも出番のない青帯車７５０４もあわせて展示。
お別れ撮影会も終了、６１５２は車庫奥の留置線に戻る。
ビューゲルが転換され最後の走行へ。
ご苦労さん６１５２、６０００形の仲間たち。
荒川遊園地に保存後の姿はこちら