都電さよなら装飾車
1972年11月11日 錦糸堀 831列車様ご提供
47年11月11日の都電装飾電車は、23系統が6150・6151、24系統が6214・6216、27系統が6161・6166、28系統が3173・3235、29系統が6081・6104、38系統が6107・6250の計12両で朝9時から夕刻と8時から終電までの運行でした。7500が入っていないのは直後の荒川転属が決まっていたからでしょうか?
下町の都電最後の花道ということで飾られた12両、最後を控えて錦糸堀車庫の方々が一生懸命紙の花飾りを貼付けている様子が頭に浮かび、心あたたまる思いがしました。
最後なんて見たくないと思ってためらっていたあの日ですが、やっぱり出かけたわけで結局夜になってしまいました。
だからほとんど沿線は撮っておらず、錦糸町あたりで停車中に出会ったのが最後になってしまったようです。華やかな最後でしたが、やっぱり下町の皆さんにとってはとてもさびしい一日だったのでしょう。
あれからもう30数年たちました。蒸気機関車より早く消えて行った東京下町の都電(荒川線はのぞきますが)、今でも皆さんの記憶の中で愛されていることが不思議なくらいです。
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